『解きたくなる数学』重版記念!
NHK教育テレビ番組「ピタゴラスイッチ」「考えるカラス」「テキシコー」などを企画・監修する佐藤さんは、長年、数学を教える手法を研究・開発し、映像メディアで発表してきました。今回はじめて、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の卒業生である大島さん、廣瀬さんと一緒に、活字メディアで数学の考え方と面白さを伝える書籍『解きたくなる数学』(岩波書店刊)を出版しました。同書は発売直後から大きな話題を呼び、品切れが続出、たちまち重版となっています。
この講義では、「解きたくなる数学」の実例を紹介し、問題を見ただけで解いてしまいたくなるほどの数学の面白さを参加者のみなさんに体験していただこうと思います。
論理的思考を身につけたい、社会人、大学生、高校生、中学生のみなさんのご参加をお待ちしています。
今年8月7日に開催したJPIC ONLINE特別講義「解きたくなる数学」の内容とほぼ同じです。前回参加された方は、その点をご了承のうえ、お申し込みください。
<開催概要>
【日 時】
11月23日(火・祝)19:00~20:30
【配 信】
Zoomを利用してのオンラインイベントです。
※見逃し配信あり(原則開催日から1週間以内にご案内します。)
【参加費】
①2,970円【視聴+書籍『解きたくなる数学』(岩波書店)】
※書籍はイベント終了後に順次発送いたします。
②1,320円【視聴のみ】
※通信状況が悪く途中退席された場合も、返金は致しかねますので予めご了承ください。
【協 力】
岩波書店
<申し込み>
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<講師プロフィール>
佐藤雅彦(さとう・まさひこ)
1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より、東京藝術大学大学院映像研究科教授。2021年より、東京藝術大学名誉教授。
著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(共著、日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q.』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけるNHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『考えるカラス』『テキシコー』など、分野を超えた独自の活動を続けている。 『日常にひそむ数理曲線』(小学館)で2011年日本数学会出版賞受賞。2012年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2013年紫綬褒章受章。2014年、2018年、カンヌ国際映画祭短編部門に正式招待された。
大島 遼(おおしま・りょう)
1986年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。卒業後はプログラマー・インタラクションデザイナーとして活動。2014年「指を置く」展の実験装置制作。独立行政法人情報処理推進機構2011年度未踏IT人材発掘・育成事業にて未踏スーパークリエータ認定。2012年D&AD賞。
廣瀬隼也(ひろせ・じゅんや)
1987年神奈川県生まれ。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。現在はプログラマー。2012年D&AD賞。
<お問い合わせ>
「JPIC ONLINE」係
メールアドレス:online☆jpic.or.jp(☆を@に変換してお送りください)