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【12月3日開催】トークショー&翻訳ワークショップ「翻訳家・鴻巣友季子さんと言葉を編む」

オンライン
2022年11月 8日更新

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この冬、言葉の豊かさを感じるオンラインイベントを開催します。
ゲストは翻訳家の鴻巣友季子さんです。

イベントは2部制です。
第1部のトークイベントはどなたさまでもお申込みいただけます。鴻巣さんが、複数の言語に向き合う翻訳家のお仕事のことや翻訳小説の面白さをお話しくださいます。
第2部は定員制の翻訳ワークショップとして、受講者の皆さまに実際に翻訳という行為を通して自分の中にある言葉に向き合うことにトライしていただきます(※先着順)。取り組む作品はオー・ヘンリーが描く貧しい若い夫婦のクリスマス・イヴの物語『賢者の贈り物』(全体の4分の1程度)です。テキストは言い回しや語彙をシンプルにした初級者向けと中・上級者向けの原文をご用意していますので、是非お気軽にご参加ください。

<開催概要>
「翻訳家・鴻巣友季子さんと言葉を編む」
第1部 翻訳家。言葉を編むという仕事
第2部 わたしの言葉を編む(定員25名:初級者向け15名/中・上級者向け10名)
    ※第二部は先着順

【日 時】
12月3日(土)
第1部 14:00-14:50
第2部 15:00-16:30

【配信方法:オンライン】
第1部 Vimeoにて配信
第2部 Zoomミーティング(アカウント作成、音声参加が必須
※第1部のみの視聴者は第2部のアーカイブを視聴することはできません。

【参加費】
①第1部のみ:1,000円
②第1部視聴+第2部参加(初級者向け):2,500円
③第1部視聴+第2部参加(中・上級者向け):2,500円
お申し込み後のキャンセルは承れませんので、予めご了承ください。

【詳細・申込】
※申し込みページは3種類あります。申し込み内容をよくご確認ください


<鴻巣さんより>
本講座を受講するみなさんへ
翻訳というと外国語を日本語に書き換える営みだと思われがちですが、翻訳とはまず原文を読むことに始まり、「読む」ことが全体の作業の九割を占めます。
とはいえ、原文とむきあいそれを土台にすることで、私たちの言葉はむしろ自由に羽ばたくことができます。ひとりでは書き得ないことを、原作者とふたりで書きあげていくのですから。今回、みなさんが創作のペアを組むのは、あのオー・ヘンリーです。クリスマスを題材にした「賢者の贈り物」を通して物語や言葉の豊かさを一緒に考えていきましょう。

<プロフィール>
鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)
東京生まれ。翻訳家・文芸評論家。
主訳書に、J・M・クッツェー『恥辱』『イエスの幼子時代』『イエスの学校時代』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』『獄中シェイクスピア劇団』『誓願』、アマンダ・ゴーマン『わたしたちの登る丘』など多数。同時代文学の翻訳紹介とともに、古典の新訳と研究にも力を注ぐ。2003年、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』の新訳が大きな注目を集め、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』などの他、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』の小説版翻案も手がけ、解説書『謎とき『風と共に去りぬ』』は誰もが知る古典作品に新たな光を当てた。2022年、前衛オペラ『浜辺のアインシュタイン』の初の日本語訳者となる。翻訳に関する著書も多く、『明治大正翻訳 ワンダーランド』『翻訳ってなんだろう?』『翻訳教室--はじめの一歩』『翻訳、一期一会』など。大学で翻訳の教鞭をとる。

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