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【8月5日開講】奥本大三郎さん特別講座「南フランスと博物学者ファーブルの生涯」

オンライン
2023年7月 5日更新

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今年はフランスの昆虫学者、ジャン=アンリ・ファーブルが生まれて200年にあたる年です。

出版されて100年以上が経つ今も世界中で愛されている『ファーブル昆虫記』には、昆虫の生態だけではなく、昆虫を通じ、好きなものを夢中で追いかけるファーブルの姿が生き生きと描かれています。
8月5日に開催する特別講座では、『ファーブル昆虫記』の楽しみ方や、ファーブルの生き方から、好奇心を持つことや"学び"の面白さ、よく見て、よく考え、よく疑問を持つという、科学的なまなざしを養うことの大切さについて考えていきます。

講師はフランス文学者で、ファーブル研究の第一人者である奥本大三郎さんです。
ファーブルを敬愛してやまない奥本さんの最新著『ファーブル昆虫記 名場面集Ⅰ・Ⅱ』とのお得なセット販売もございます。また、数量限定で奥本さんのサイン本もご用意しております。詳細はHPをご確認下さい。

《開催概要》
【イベント】
ジャン=アンリ・ファーブル生誕200年記念
「南フランスと博物学者ファーブルの生涯」
講師:奥本大三郎さん

【日 時】*1か月間の見逃し配信あり
8月5日(土)10:30~12:00

【配信方法】
オンライン(Vimeoにて配信予定)

【参加費】
(1)視聴のみ 1,200円
(2)視聴+書籍2冊セット 4,500円(送料無料)
   ┗『ファーブル昆虫記 名場面集Ⅰ』
   ┗『ファーブル昆虫記 名場面集Ⅱ』(7/5発売・偕成社)
※サイン本を限定20セットでご用意しています

【申込・詳細】


~奥本さんより受講者へのメッセージ~
今年は、フランスの昆虫学者ジャン=アンリ・ファーブルが生まれてから200年を迎えます。南フランスに生まれ暮らしたファーブルは、教師として苦しい生活をしながら、55歳で手に入れた土地「アルマス」で昆虫観察に没頭し、30年かけて『昆虫記』全10巻を書き上げました。そのアルマスの研究室を実際に訪れると、ファーブルが虫にかぎらず、植物や化石、鳥の卵など、あらゆる分野に興味を持ち、研究していたことがよく分かります。ファーブルゆかりの地や、そこに、現在も生きる虫たちの写真を見ながら、博物学者ファーブルとその時代について考えます。

<講師プロフィール>
奥本大三郎(おくもと・だいさぶろう)
1944年3月6日、大阪府生まれ。
東京大学文学部仏文学科卒業、同大学院修了。フランス文学者、作家。1981年のデビュー作『虫の宇宙誌』で読売文学賞を受賞。2006年に開館したファーブル昆虫館「虫の詩人の館」の館長をつとめる。
30年にわたって手がけた『完訳ファーブル昆虫記』(全10巻・20冊、集英社)の翻訳が、2017年に完結。同年、その功績により菊池寛賞を受賞。子どもに向けた作品に、最新刊『ファーブル昆虫記 名場面集Ⅰ・Ⅱ』(偕成社)のほか、『ジュニア版ファーブル昆虫記』(集英社)、『ファーブル先生の昆虫教室』(ポプラ社)、『まんが 星の王子さま』(小学館)などがある。

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